日産ジューク ハイブリッドの加速や実燃費は?

最近、コンパクトクロスオーバーSUVが世界の注目を集めているジャンルになっています。BMW X1やポルシェ カイエンなどの欧州車やスバルXV、マツダCX-3、三菱アウトランダー、ホンダヴェゼルなど続々と新車が発表され、一大ブームになりつつあります。しかも、各メーカーともハイブリッド仕様をラインナップの中に組み込んできて来るようになりました。ホンダヴェゼル、スバルXVなど国内メーカーの代表的なSUVに搭載され、今やクルマ選びのトレンドになりつつあります。

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ジュークとエクステレイル

コンパクトクロスオーバーSUVの中で、そのデザインの斬新さと走行性能の秀逸さを誇る日産ジュークは、そのハイブリッド仕様の波の中で、どのように進化していくのでしょうか。いまのところ日産ジュークハイブリッドについての情報は皆無に近く、その動向に注目が集まっています。
ジュークに先駆けて、日産ではミドルクラスSUV「エクストレイルハイブリッド」が発表されました。そこでその「エクステレイルハイブリッド」を紹介しながら、ジュークへのハイブリッドシステム搭載の可能性を探ってゆきたいと思います。

日産「エクストレイルハイブリッド」とは

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2015年4月、3代目エクストレイルにハイブリッド車が追加設定されました。1モーター2クラッチ・パラレル方式の日産独自のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチコントロール」を採用しています。MR20DD型2.0L直4DOHCガソリンエンジンが採用され、一部ハイブリッド化に伴う改変が行われました。またフロア下などの見直しも行われ、「平成32年度燃費基準+20%」をクリアする低燃費を実現しました。さらに、フロント・リアにスタビライザーとエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)が標準装備となりました。全長4640mm×全幅1820mm×全高1715mm、ホイールベース2705mmのミドルサイズで、エレクトロニックCVT及び6MT、駆動方式はFF(前輪駆動)と4WDが設定されています。燃費は2WD車20.6km/ℓ、4WD車20.0km/ℓ(いずれもカタログ数値、JC08モード)を達成しています。

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始動時は、バッテリーが十分充電されていれば「モーター駆動」のみの発進となり極めて静かです。ただし、充電が不十分でもすぐエンジンが始動するので安心感があります。ただし、エンジンが始動しても音や振動については気になるほどではなく。メーターやエネルギーフローのイラストで確認が必要になります。エンジン主体のシステムとなっていて、走行中はかなりエンジンの出番は多いようで、エンジン走行、エンジン+モーター走行、モーター走行とこまめに切り替わっています。実際の燃費は約13km/ℓ位となっていて、カタログ燃費20.0km/ℓ(4WD・JC08モード)からすればまあまあではないでしょうか。

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動力性能は、ノーマルエンジンに当てはめると2.5リッタークラスに匹敵するものがあり。2.0Lノーマルエンジンのエクストレイルと比べて「きわめてパワフル」と感じることができるほど良好なものでした。特に加速性能は、モーターの反応が素早いためか、アクセルペダルの動きに合わせて加速するのが感じらえる仕上がりでした。エクストレイル・ハイブリッドは総じて、滑らかでパワフルな印象の強い走りが存分に楽しめるSUVです。

ジュークハイブリッドの登場の可能性は

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ところで、スポーティな主張を強く感じるジューク・ハイブリッドの登場はどうなるでしょうか。今回、東京モーターショー2015で日産が展示した「GRIPZ(グリップス)Concept」はコンパクトスポーツとクロスオーバーの融合というコンセプトを掲げたハイブリッドEVのクロスオーバー車でした。ボディサイズは全長4100mm×全幅1890mm×全高1500mmという非常にコンパクトなサイズや大胆なデザインから「新型ジューク」といわれてきました。パワーユニットは、日産の電気自動車「リーフ」の大容量モーターと発電専用のエンジンを搭載した「Pure Drive e-Power」と呼ばれているシリーズ型のハイブリッドEVシステムを搭載していて、モーター出力109PS,トルクは25.9kg・mといわれています。

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エンジンで発電してモーターで走るクルマとしては、BMW i3が有名ですが、電気自動車で先行する日産としても開発を急いでいるシステムです。まさに日産が次世代ハイブリッドシステムと位置付けている技術で、このシステムは電気自動車(EV)の「リーフ」に比べて駆動用バッテリーを小型軽量化、コスト削減も可能で、通常のハイブリッド車に比べてエンジンも小型化できるので、パッケージングには有利で、EVよりも航続距離が長くなり、高トルクによりパワフルかつ滑らかな走りが実現できるのです。
この「Pure Drive e-Power」は意外に早い時期に市場に出てくるという噂もあり、「GRIPZ Concept」のアグレッシブなデザインと、先進的ながら現実味のあるこのパワーユニットに目が離せません。

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